今月、iPhoneXを使用していた僕はiPhoneSE2に乗り換えることにした。
理由としてはワイモバイルに契約変更をして月額料金を安く切り詰めることに成功したのだが、どうしても楽天UN-Limitにも契約をしたかったので気になっていた最新機種のiPhone SE2を購入するに至ったワケだ。
機種を入れ替えて数日使用しているとiPhoneXとiPhoneSE2の違いに気がついたメリットとデメリットがあったのでお伝えしたい。
【格安SIM】ソフトバンクユーザーだった僕がワイモバイルに乗り換えた理由
両機種のスペックを比較
iPhone X | iPhone SE2 | |
チップ | A11 Bionicチップ Neural Engine |
A13 Bionicチップ 第3世代のNeural Engine |
ディスプレイ | 5.8インチ Super Retina HDディスプレイ |
4.7インチ Retina HDディスプレイ |
セキュア認証 | Face ID | Touch ID |
SIM | nano-SIM | デュアルSIM (nano-SIMとeSIM) |
重さ | 174 g | 148 g |
両機種のスペックについて比較をしてみる。
iPhone SE2のチップはiPhone 11Proと同じA13 Bionicチップを搭載している。同じチップが入っているにも関わらずiPhone11 Proの半額で購入できるiPhone SE2はこの時点で破格だ。
画面サイズはiPhone Xの方が遥かに大きいので画角は圧倒的にiPhone Xの方が広い。
認証は顔認証か指紋認証にわかれている。
SIMはiPhone Xは物理的SIMのみ対応だが、iPhone SE2はeSIMに対応している。
では、次に僕が数日使用して感じたiPhone SE2のメリットとデメリットについて紹介する。
iPhone SE2に乗り換えて気付いたメリット
最速のプロセッサに驚き
Antutuベンチマークで両機種のプロセッサの比較をしたところ圧倒的な差が出たことに驚いた。
iPhone Xに比べてiPhone SE2はCPUとGPUの速度が約2倍の速度が計測されたのだ。メモリはどちらも同じく3GBなのでA11とA13のチップの差がでかいのだろう。
確かに負荷の高い雪のシーンの映像ではiPhone Xでは少しカクカクした動作をしていたが、iPhone SE2はなんともなくスムーズに映像が流れていた。
この性能差のおかげかネットサーフィンの滑らかさやスムーズさはダントツでiPhone SE2の方がサクサク行えている。
指紋認証が使いやすい
やはりiPhone5sの頃から慣れ親しんだ指紋認証が使いやすかった。
顔認証のiPhone Xも使いやすかったのだが、昨今のコロナウィルスの影響でどうしてもマスクを着用している時の反応の悪さや、寝起きの顔を認識してくれないことがあった。その点に比べると指紋認証は、マスクを付けていようが寝起きの顔が酷くても問題ないのでとても助かっている。
画面サイズの比率がちょうど良い
iPhone Xは画面サイズが大きかったのでMapやブラウザを開いた時の作業効率はとても扱いやすかった。
しかし、当時iPhone Xを購入した時に少し残念だった点があったのだ。それは、縦画面の比率が大きいことだ。
iPhoneでゲームをすることも多いのでどうしても縦長で見づらかったり、キャプチャした画面が縦長でしっくりこなかった。
iPhone SE2は慣れ親しんだ19:6という画面比率でとても見やすい。
iPhone SE2に乗り換えて気付いたデメリット
画面をタッチしただけでは表示されない
iPhone Xでは画面をタッチするだけで表示がされる仕組みだ。しかし、iPhone SE2等のホームボタンが付いているタイプは画面を表示するのにボタンを押す必要がある。
そこまで重要視はしていないのだが、時刻が気になる時や通知が着た時に表示画面だけ覗くことが多いので、画面をタッチしただけで表示される機能が付いていると便利だと感じた。
今のところ設定で変更できる要素がなさそうなので欲しいと切に願う。
Apple Payの支払いが難しくなる
Apple Pay(Quick Pay)で支払いをする時にカードリーダーの画面を表示させるのだが、iPhoneSE2で行うと普通にホーム画面になってしまうことが多々あった。
iPhoneSE2でApplePayを使用する時はロック画面中にホームボタンを2回押すことで画面が表示されるのだが、指紋認証の感度が良すぎてロック解除のホーム画面に移行してしまうのだ。
iPhoneXではサイドボタンを2度押しだったのでそういった手間はなかったのだが、性能が良くなったことによるジレンマだろう。
しかし、アクセシビリティのホームボタン項目にある「指を当てて開く」を解除することでApplePay使用時にホーム画面に進んでしまう症状は改善された。もし、同じ悩みをしている方は上記の方法を参考に実践してみてほしい。
バッテリーの持ちが悪くなった
iPhoneSE2に乗り換えしてからバッテリーの減りが早くなった。iPhoneXと同じような使い方をしているが明らかにバッテリーの減りはiPhoneSE2の方が早い。
しかし、この部分に関しては物理的にバッテリーのサイズが小さくなっているので寧ろ当たり前になってくる。
だが、それはiPhone内部の仕組みを知っている人だから気付ける点なので、その事を理解していなくてなんとなくXからSE2に乗り換えた人は、バッテリーの消耗の早さに驚くのかもしれない。
まとめ
以上が僕が数日iPhoneSE2を使用して気付いたメリットとデメリットだ。
iPhoneSE2はiPhone11Proのスペックを半額で購入できて、慣れ親しんだ画面比率で使用することができる。デメリットはあるが、その部分を理解していれば苦労しない程度のものだ。
今ならiPhoneXも高額で売却することもできるので実質無料と言えるぐらいの買い物ができたのは非常に大満足。
iPhoneSE2に乗り換えを悩んでいる人は、早いうちに機種変更をおすすめする。